PERIODONTAL 歯周病治療
歯周病とは
歯がなくなる原因で多くの人が連想するのは、虫歯ではないかと思います。しかし、虫歯以上に歯が抜けるリスクが高いと考えられているのは歯周病なのです。
歯周病は歯の周囲組織が細菌に侵される病気で、歯を支えている骨などが溶けてしまいます。その結果、歯がグラグラするようになり最悪の場合は抜け落ちてしまいます。ご自身では気づかないような軽度の症状も含めると、40歳以上の5人のうち4人が歯周病に罹患しているといわれています。
当院では、歯周病の原因となる細菌が付着しづらい環境を作ります。歯にハイドロキシアパタイトとフッ素を塗布することで汚れが付きにくい歯面にし、同時に歯質も強化できます。歯周病や虫歯を予防するトリートメントケアを行なっています。
より早く歯周病を改善するために
歯周病を放置してしまうと、それだけ症状が悪化していきます。軽度の段階であればクリーニングなどによって改善できますが、自覚症状がないため気づかない間に進行してしまうケースが多く見られます。重度の歯周病にかかると、歯周組織を再生させるための特殊な治療が必要になります。最悪の場合は歯を抜かなければならなくなるので、早期発見・早期治療が望まれます。
歯科医院での治療だけでなく、ご家庭での生活習慣の改善や正しい歯磨きも歯周病の改善に大きく影響します。当院では、患者さまがより早く歯周病を改善できるよう、生活習慣や歯磨きの方法についてもアドバイスしています。
歯周病は全身疾患のリスクを高める
歯周病には喫煙やストレスといった生活習慣も影響するといわれていますが、直接的な原因は細菌の感染です。
歯周病の原因となる細菌は全身へと巡り、さまざまな疾患を引き起こす可能性があります。糖尿病や心疾患のほか、脳梗塞、アルツハイマー症、低体重児出産などにも関与するといわれています。また、誤嚥によって歯周病菌が肺に達してしまうことにより、肺炎を起こす原因にもなります。
このように、歯周病と全身疾患には関連性があると指摘されています。つまり、歯周病を予防することは、あらゆる疾患のリスクを下げることにも貢献するといえるでしょう。
歯周病の進行
健康な状態
歯肉が引き締まって、薄いピンク色をしています。歯間は角のある形状で張りがあります。デンタルフロスや歯磨きで出血することはありません。
歯肉炎
歯周病の初期段階で、炎症により赤くなっています。歯と歯肉の間にできる歯周ポケットという溝の深さは3~4mmです。
歯を磨くと出血することがありますが、まだ歯を支えている骨(歯槽骨)には影響がありません。適切に歯を磨くことで回復します。
歯周炎(軽度)
炎症が広がって歯槽骨へと進行します。骨が溶け始めますが、まだ自覚症状がほとんどありません。
歯周ポケットの深さは4~5mmほどで、歯垢が溜まりやすくなっています。歯科医院での治療が必要となります。
歯周炎(中等度)
歯槽骨は半分ほど溶けてしまい、歯がグラグラとしてきます。歯周ポケットの深さは5~7mmにまで深くなります。
膿が出るほか、口臭も発生します。また、冷たいものがしみたり噛むときに痛みを感じたりするので、この段階になって歯科医院で相談される方が多く見られます。
歯周炎(重度)
歯槽骨は半分以上溶けて、歯が大きく揺れます。膿や口臭がより強くなり、このまま放置すると歯が抜け落ちてしまいます。
歯周組織は大きなダメージを受けており、外科手術が必要となるケースがあります。
歯周病の治療方法
歯磨き指導
歯周病治療の基本は、ご家庭での歯磨きです。丁寧に磨いているという患者さまでも、歯周ポケットや歯間などには汚れが残ってしまいます。患者さまの歯並びに合わせて、その方に適した磨き方を丁寧にご指導します。
フッ素塗布
歯にハイドロキシアパタイトとフッ素を塗布することで、歯周病の原因となる細菌が付着しないための環境をつくると同時に、歯質も強化することで歯周病を予防します。
予約
不要インプラント・矯正無料相談会
当院ではインプラントと矯正の
無料相談会を開催しています。
開催時間 | 矯正無料相談会 12/7(土)…PM2:30~PM6:00(休憩なし) 12/8(日)…AM10:00~PM5:00(休憩なし) インプラント無料相談会 12/6(金)…AM9:00~PM6:00(休憩なし) 12/7(土)…AM9:00~PM6:00(休憩なし) 12/8(日)…AM10:00~PM5:00(休憩なし) |
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場所 | みさわ歯科 |